不動産や家の販売形式は、売り主から直接購入する「分譲物件」と、売り主から依頼を受けた不動産会社を通じて購入する「仲介物件」とに大別されます。一般的には、新築マンションや販売される戸数の多い新築一戸建ては分譲物件、中古マンションや住宅の多くは仲介物件となる場合が多いようです。
分譲物件と仲介物件では、購入の流れが少し違ってきます。
表にしてみてみましょう。
分譲物件 | 仲介物件 | |
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1 | 住まいの希望条件を明確にする | |
2 | 購入予算を決める | |
3 | 不動産会社を探す | |
4 | 物件を探す | |
5 | 気に入った物件を見学する | |
6 | 仲介を依頼し、媒介契約を結ぶ | |
7 | 資金計画を立てる | |
8 | 物件購入の申し込み | |
9 | 不動産の売買契約 | |
10 | 住宅ローンの契約 | |
11 | 引き渡し |
また、契約時に必要なものは以下の通りです。
印紙 | 売買契約書に貼付。売買金額により変動。 例)1000万円~5000万円以下の場合、1万円 |
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印鑑 | 実印が好ましい |
手付金等 | 一般的には代金の20%程度。振り込んだ場合その領収書 |
仲介手数料 | 媒介契約書で定められた金額 |
本人確認書類 | 運転免許証・パスポートなど |