不動産売買を成功させるには、あなたにとって良い不動産会社と出会うことが重要です。良い不動産会社を見極めるにはどうすればよいのでしょうか。
宅地建物取引免許を持っていない一般の方にとっては、不動産に関する用語はもちろん、売買について知らないことの方が多いのは当然です。その質問に対し的確に回答してくれる担当者は心強いですね。さらに、それに付随する具体的なアドバイスをくれるようなら、安心して任せられるかもしれません。
もし即答できないような内容であっても、後日しっかりと調査した上で答えてくれるのであれば、問題はないでしょう。
複数の会社に査定を依頼した場合、価格の差が生じることはよくあることです。売り主が、できるだけ高い査定を望むのも当然ですが、それだけで不動産会社を決めるのは危険です。
そんなときは、査定価格の根拠について確認しましょう。根拠もないのに仲介依頼を受けたいからと高値を提示している可能性もあるからです。また逆に、低すぎる場合も注意が必要です。
骨折したのに眼科を受診する人はいません。語学を学びたいのに、理数系の大学を選ぶ人は少ないでしょう。
それと同じで、不動産会社には賃貸に強い不動産会社と、売買仲介に強い不動産会社に分けられます。もちろんどちらもプロなので扱うことはできますが、やはり売買が得意な不動産会社に依頼すべきです。というのも、不動産売買に強い不動産会社には、不動産の売買を考えている人たちのデータが、多く蓄積されているからです。わかりにくい場合は、これまでの実績などを聞くと判断がしやすいでしょう。
不動産売買の場合、相談から契約、引き渡しやアフターフォローなど、通常の取引(買い物など)と違い、付き合いが長く深くなるものです。
第六感ではありませんが、やはり第一印象や五感以外で感じ取る会社の雰囲気や、担当者との相性も、良い不動産会社を探す重要なポイントです。