競売のデメリット

住宅ローンの返済でお悩みの方、滞納でお困りの方、競売を回避するためにも早めの相談が必要です。

住宅ローンを滞納してそのまま放っておくと、競売にかけられてしまいます。競売にかけられた場合どんなデメリットがあるのでしょうか。所有している不動産を処分される債務者側に立って考えてみましょう。

なぜ競売が恐れられているのでしょうか?

  1. デメリット1
    相場より安い価格で落札され、残債務も多く残ります。
  2. デメリット2
    ただちに立ち退かなければならず、引越し代金も持ち出しになります。
  3. デメリット3
    ご近所の方に競売の事実を知られてしまいます。
  4. デメリット4
    多額の借金が残り、返済はますます厳しくなります。

競売のデメリット

安い価格で不本意に売却されてしまい、残債も多く残ります。

相場の7割程度で落札されるため、処分された後の残債務は任意売却の時より多くなってきます。

残った債務の返済義務がなくなるわけではありません!

残債務、住宅ローンは払わなくてよいわけではありません。自己破産をしない限りは支払いの請求は続きます。

残債務の支払いが厳しくなっていきます。

多額の債務が残ってしまううえに、残債務の支払いについて、債務者との間で話し合いがないまま落札されるので、返済義務はなくならず、その条件などを譲歩してもらえるチャンスも失います。支払いをめぐるトラブルも少なくありません。

裁判所からの強制退去の勧告を受ける場合もあります。

落札後はすぐに立ち退きを迫られることもあるうえに、通常、引越し費用や立退料なども自分で持たなければなりません。

近所や知人に競売の事実を知られてしまいます。

競売にかけられた時点で、インターネット等に競売の事実を公表されてしまうので知人や近所に知られてしまいます。不動産業者や関係者が自宅物件の周辺を見にきたり、電話がかかってきたり、いつ立ち退かなければならないのかと不安は募り、精神的にも追いつめられてしまいます。

このように競売にはほどんどデメリットしかありません。また、競売は裁判所による法的整理といえます。
競売の事実が周囲に知られてしまうことは耐え難いことでしょう。
手遅れになる前に競売を回避しましょう。

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