現金や株券など、分与対象とされる財産は価値がわかりやすいものばかりではありません。土地などの不動産や自動車、家具などの一般的な評価法と、分与の割合について詳しくみてみましょう。
同じエリアで販売されている物件の相場から評価することが多いようです。不動産鑑定士に依頼したり、不動産会社に問い合わせるとトラブルも起こりにくいでしょう。
中古車の相場を参考に、車の年式や型式から評価額を算定します。年式や型式は車検証などを見れば記載があります。
中古品の価格を参考に評価します。ただし、値段が付きにくいものや市場価格が低いものについては、現物で分与する方法がとられることも多いようです。
退職金については、勤続年数のうち、結婚期間の割合から算出するのが一般的です。
夫婦共働きあるいは夫婦での場合 … 50%ずつ
妻が専業主婦の場合 … 夫70%~妻30% が相場と言われていますが、取得に対する貢献度により多少割合に変動があるようです。