相続税とは、親族等の死亡により財産を譲り受けた場合に、その譲り受けた者(相続人)に対し課せられる国税のことを言います。また、遺言によって譲り受けた財産(遺贈)についても、同じく相続税が課税されます。ただ、相続税には大きな基礎控除があるため、相続税が発生しないケースも多くみられます。
3000万+(600万×法定相続人)
また、次のような控除が適用される場合もあります。
配偶者が相続する遺産の割合が、法律で定められた法定相続分より少ない場合、また1億6000万円以下の場合は課税されません。
法定相続人の中に未成年がいる場合、その未成年者が20歳に達するまでの年数×6万円が控除されます。
相続開始前3年以内に贈与され、支払った贈与税については控除が適用されます。
その他、障害者控除や外国税額控除などがあります。