食べ物に「旬」があるように、住宅の売却や購入には最適な時期があるのでしょうか。答えはYESです。
一般的に、転勤など引越しが多いのは年末と年度末というのはご存知かと思います。その時期は、家を売却するにも適した時期だと言えます。特に年末の少し前、11月あたりに売りだされた物件は、年内に引っ越したい人だけでなく、年度末までに家が欲しい、という人にまで訴求できるため、その分売却のチャンスがあるということになります。
購入時期については、「○月が良い」といったような旬ではなく、売却前と売却後のどちらが良いか、ということになります。
先に売却した場合は、一旦仮住まいをする必要があるため、そのための資金が必要となります。しかしその分、売却されたという安心感があります。逆に先に住み替えるための家を購入し、その後で売却をする方法だと、仮住まいにかかる費用はゼロになりますが、売却できるまで心配は尽きないかもしれません。
どちらにもメリット・デメリットがありますので、慎重に決めましょう。